通訳学校のコース修了・教育訓練給付金の申込まで

2021年10月からオンラインで受講を始めた通訳学校のコースですが、無事2022年3月に修了することができました!修了後、ハローワーク教育訓練給付金の申請もできたので、その辺りのこともまとめて書いておきたいと思います。

英語力の強化度

2021年12月12日に受けたVERSANTのGSEスコアは55(B1+)でしたが、修了後の2022年3月末に受けたPearsonのベンチマークテストでのGSEスコア(speaking)は63(B2)でした!授業が始まる前に受けていなかったので正確な上昇度は不明ですが、5ヶ月ほどの講座の間にGSEスコア換算で10ほど伸ばせたのではないかと思います。

通訳学校に通っている間、予習復習が大変すぎて英会話の頻度はグッと落ちました。月10回ほど(しかも土日中心)になってしまったのですが、会話力の下降は感じませんでした。むしろ瞬間英作文(クイックレスポンス)を毎日少しずつ行うようにしていたので、前より言いたいことをパッと言えることが多くなりました。

通訳学校を続けるつもりはないのですが、進級判定も合格でしたので、授業通じてステップアップできたと感じています。

今回改めて思ったのは、たった5ヶ月間とはいえ、続けることは容易じゃないなと。実際同じ授業を受けているクラスメイトの半分が途中で脱落しました。高額な授業料を払っているにもかかわらず…。私が通っていた学校の講座では、オンラインと通学どちらでも良かったのですが、脱落率はあまり変わらなかったので、自分の都合に合わせて選ぶのがいいと思います。

通訳学校へ通う前にしておけば良かったこと

ズバリ、瞬間英作文です。

通訳の基礎的な訓練の中に、日本語で言われたことに対して反射的に英語で訳出する(またはその逆)クイックレスポンスというトレーニングがあるのですが、これはまさに瞬間英作文と同じことをしてました。

私はこれまでなるべく日本語を介さないようにと思って瞬間英作文は避けてきたのですが、途中から独学で取り組むようになり、授業のクイックレスポンスにもなんとかついていけるようになりました。

ただこれも注意があって、書いてある文章を見て訳出するのではなく、日本語文を耳で聞いて何も見ずに英語で訳す、という方法でできるようにならないと通訳トレーニング的には意味がないです。この方法で訳出できるようになれば、普通の英会話にも生きてきます。

私はアプリで瞬間英作文を続けていますが、最初は書いてある文章を見ながら、徐々に耳だけで聞いて訳出するように慣らしていきました。すごく効果があると感じているので、これからも毎日30〜80文くらいを回していくつもりです。

おまけ:教育訓練給付金の申請

今回受講したコースは、雇用保険教育訓練給付金制度の対象でした。今回初めて申請して無事受理してもらったのですが、準備が後手後手になり、危うく申請期間を逸するところでした…。

コースの終了日から1ヶ月以内に書類を揃えて申請しなくてはいけないのですが、書類を揃えるにも時間がかかるので、とにかく早く動き出した方がいいです。少なくとも受講期間中に、スクールに申請をしたい旨申し出ておくこと。そうすると学校側の準備も早くしてもらえると思います。

私の場合、授業で受けた「期末テスト」の他に、教育訓練給付金申請用の「修了テスト」を受ける必要がありました。期末テストより簡単なものでしたが、てっきり期末テストの点数を使ってくれると思っていたので、別でテストを受ける必要があるとは思っていませんでした。学校側と別途日程の調整なども出てくるので、やはり早めの動き出しが肝心です。

マイナンバーカード(もしくは通知カード)や雇用保険の被保険者番号なども必要となりますが、申請日ギリギリになって探していると危ないので、前もって申請書を起票しましょう。

ハローワークでは、土曜日は教育訓練給付金の申請を受け付けていないこともあり、平日に働かれている方は申請のために休みを取る必要もあるかもしれません。

初めての申請で色々と手間取りましたが、無事受講料金の20%を給付してもらえることになりました。これからの英語学習に役立てていきたいと思います。

※申請に関する正確な情報は厚生労働省のHPをご確認ください。